知ることが出来てよかった
QUEENを、フレディ・マーキュリーを
彼らの音楽を、彼らの魂の声を


ネットの海をさまよっていると、様々な情報が流れていく
そんな中で、映画『ボヘミアン・ラプソディ』がいいらしいとたびたび見かけていた。
でも正直、あまり知らないし......と思っていた。
ためしに最近聞くようになったSpotifyで、QUEENと検索してみるとサントラがあった。
なんという贅沢。ただで聞けてしまうなんて。
早速スタートさせると、
「あ。このメロディ」
「この曲もQUEENなの?」
「ええ、これも?!」
の連続で、なんと知っている曲ばかりであった。
それなら映画館のスクリーンで大音響で聞くだけでも楽しそう。
という軽い気持ちで観に行ってみた。

そして、冒頭の感想となる。

 

同じ時を生きた人間として、彼らを知ることができて本当によかった。
ラスト21分のLIVE AIDのシーンは、それまでこらえていた涙があふれてきた。

後から、YouTubeでLIVE AIDの映像を観た。
再び心が震えた。
彼らの中にあった……おそらく今もある……思い。
歓び、哀しみ、憂い、ノーブルさ、知性、あふれる才能。
圧倒的な熱量で、彼らの音楽を通して伝播する。

それは、最高のことではないか。

彼らはミュージシャンなのだから。
「最高 of 最高」
思わずつぶやいた。

そして、QUEENを演じていた俳優さんたちの素晴らしさも認識した。
ただの再現じゃない、あれはQUEENだ。
ラミ・マレックは、フレディ・マーキュリーになっていた。
まとう空気まで完全に。

 

映画『BOHEMIAN RHAPSODY』ボヘミアン・ラプソディを観て